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妖陛の蜻蛉日記

Shulla 「The Grand Finale」渋谷O-East

ONE MAN TOUR“The Finale”~フィナーレ~
Tour Final「The Grand Finale」
渋谷O-East



SET LIST
1.お手紙
2.豹変
3.指切り
4.炎~えん~
5.オーロラの果て
6.逆ギレ
7.くしゃみ
8.痣
9.チビ
10.水恋歌
11.ウサギ遊び
12.光の陰に馴染んだ彼女(アコースティックver.)
13.優一ドラムソロ
14.ジャスティス
15.我
16.二番手
17.Hurry
18.無我夢中
19.ダメ人間
20.[again]~it is just ferewell~

EN.1
21.Birghtly
22.悪い癖
23.空想の羽
24.在るべき場所

EN.2
25.カラス
26.コード
27.絆という唄

EN.3
29.ダメ人間


開演時刻頃になり、場内が暗転する。
幕が開くと、誰もいないステージ。
しかし、その後ろにもう一枚の幕があり、落ちる。
なんと後ろの方に高い段があり、そこにメンバー全員がすでにいたのである。
メンバー全員スーツだ。
優一から順に降りてきて、定位置つく。
アルバムの1曲目である「お手紙」からライブスタート。
最後のアルバムをメインにやるのかと思ってたけど、そういうわけでもなく…
続々と昔の曲やメジャー後の曲を織り交ぜるセットリストとなっていくのであった。
3曲目が終わったあとに海斗が喋りだす。

「ホントは今日ここでMCする予定じゃなかったんだけど、言いたい事があるので言います。今日さ~…ホント今まで一番最悪な夜だよ。だってさ、解散するんだもん。もっと最悪になっちまおうぜ」

みたいな事言ってた気がする。
海斗なりに気を遣って言ったのかなともとれるMCだった。
そんなしんみりしたMCも、所詮はまだ序盤。
しんみりした雰囲気を吹き飛ばすかの如く「炎~えん~」では手を思いっきり振り下ろす海斗。
それに応えるようにノリも熱くなっていく。
「オーロラの果て」「逆ギレ」と続いたら海斗が、

「ちゃんと汗拭かないと、風邪ひいちゃうぞ!は、は、はっくしゅん!!」

なななな、なんと「くしゃみ」wwwwwww
俺は生まれて初めて逆ダイというものをやった曲だったから、思い出深いんだよなぁw
逆ダイするのは楽しいけど、周りを気にしないで飛ぶ人がいるとちょっと困る。
肘が、、、背中に入るから;汗
そんでも、楽しくノれたから良かった。
続いて、

「それじゃあ、懐かしい曲でも…」

そういって始まったのは「痣」。
てっきりもっと昔の曲かと思ったけど、この曲何気に好きだから嬉しかった。
そしてそのまま「痣」が収録されてるマキシのタイトル曲「チビ」へ。
聴きやすい系の曲が続いて落ち着いてきたから激しいのいくかな~と思ったら今度はバラードの連続・・・w
でも、それもかえって良かったかもしれない。
余裕をもって聴く事が出来たから。
特に「光の陰に馴染んだ彼女」での“時よ戻れ”と何度も歌うフレーズがとても切なくて…切なくて…
胸が締め付けられる思いで聴いてたよ。
海斗のしゃがれ声が余計にその切なさを引き出してたから。。。
暗転してメンバーが去るかと思うと、優一だけが残り、ドラムソロへと移る。
ダイナミックかつテクニカルな優一のドラムに段々と熱を持ち始めるオーディエンス。
てか、このドラムソロでもスティック折らした気がするけど、すでにドラムソロになる前にも何本か折ってた気がする…
それほどの気迫のこもったドラムだった。
そんな感じでドラムソロのあとはメンバーが再登場。
海斗がハーモニカで歌メロを弾くというサプライズにはちょっとびっくり。
カッコ良かったw
「二番手」では踊り始めるその瞬間に着ていたスーツを客席になげる海斗。
俺の左斜め前あたりだった…
下手側の人、裏山…
しかし、やっぱり難しいフリ付けだけど…結構回りのファンは踊れててビックリした。
ノリノリな雰囲気は段々とヴォルテージを高め、「無我夢中」でついに爆発する。
逆ダイ、コロダイの嵐!
俺はコロダイバーを持ち上げるのに徹しててステージ見れなかったけど、みんな凄い暴れてた。
この曲が終わった後には酸欠・脱水症状でフラフラになり、一度2階のトイレの付近まで避難したよ。。。
おかげで「ダメ人間」と「[again]~it is just ferewell~」はステージを観れなかった;
本編が終了し、ステージを去るメンバーたち。
俺もその頃には落ち着いてきたので、一緒に前に行ってた友達のいるところまで戻っていった。
本編のMCをどの位置で言っていたか全部は把握してないけど、1つとても胸にくる言葉を言ってた。
ライブ後に書いた日記にも記してたけど…

「ほんとはさぁ…ぁーもう…嫌なんだよ、解散するの!
なんで好きなのに解散しなきゃいけないんだろうってずっと考えてた…」

この言葉を言ったあとは、とても切なくなりました。
解散せざるを得ない事情があったにせよ、海斗を始め、メンバーもShullaというバンドを愛していたんだと。
この後に言われたMCでも、その気持ちは充分に伝わった。。。
それは「コード」が終わった後に言ってたかな…

莎瑛とはさぁ…
高校からの知り合いで、
前のバンド解散した時にさ、俺、もうバンド辞めようかなって。。。
辞めようかなぁって思ってたらさ、
莎瑛が
「海斗、歌ってよ」って…。
だからバンドまた組んだのに、莎瑛がいったから組んだ癖によ…
こいつ、メンバー探さねぇし…
仕方無いから名前しかしらない凪入れたら、
コンビニに連れてかれてさ。
そこで働いてたのが蓮で…
優一は最初は「こいつ、ヤダ」って思ってたんだけど…。
そんな…そんな適当な…適当に組んだバンドなのに…
今はこんなに愛しいかなぁ…(涙ながら、声を絞り出す)
この5人でいる時が最高に幸せでした。
俺さ言葉ではうまく伝えられないから…
言葉の代わりに、メンバーに、スタッフに…
俺達を好きでいてくれるファンの為にこの曲を送ります。。。
「絆」。

ライブでこんなに切なく苦しくなったのは、蜉蝣のXII dizzyツアーファイナル以来かもしれない。
この「絆」でラストかと、、、そう思ったけど、
Shullaのメンバーは更にもう一度ファンの前に現れてくれた。
正真正銘最後の最後。
そう、「ダメ人間」。
みんなで大合唱したり、海斗は蓮ちゃんや莎瑛、凪、優一にも歌わせようとしてて…
なんか、とても微笑ましかった。
素敵な光景でした。
そんな空間も、、、最後。
そう思うと切なくなった。

今日は人生の中で最も良いライブを体験したと思った。
今日ほどShullaを好きでよかった、出会えてよかったと思えた日はなかった。

ありがとう。



(ライブ終わってから1週間以上経ってて、薄れてる記憶を引っ張り出して書いてるので、それなりに記憶違いな部分あると思いますが、大目にみてやってください。。。)


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